【コラム】スーパー銭湯とO2O(オンライン・ツー・オフライン)

つい先日までの猛暑がウソの様に、めっきり涼しくなりました。食欲の秋、スポーツの秋と楽しみが増えますが、私の一番の楽しみはスーパー銭湯に行ってのんびり時間を過ごすこと。これからの季節は仕事帰りに一風呂浴びるのが習慣です。そんなことからスーパー銭湯でもO2Oとして個人的にこんなサービスがあれば便利ではと思うことをまとめてみました。

混雑状況が知りたい!

いざ、銭湯に行ってみるとチエックインカウンターに人の行列。館内も人が多すぎてウロウロしてしまう事があります。最近、小売業のO2Oではネット上から事前にリアル店舗での在庫状況も知ることができ便利になってきました。パチンコ店等では出玉情報も店舗にいく前に調べることができるなど施策がなされていますが、スーパー銭湯でも、スマホから事前に混雑状況を知ることが出来たり、マッサージの予約が取ることが出来る様になればユーザーにとって更に便利になるでしょう。

客単価2倍以上!

館内では、カウンターで渡されたバーコード付リストバンドを渡されて飲食、マッサージ、売店コーナーでの料金がチェックアウト時に精算出来ます。今日は、お風呂に入るだけにしておこうと思っても、ビールの一杯、ソフトクリーム、アカスリもいいな等現金を手元に持っていないせいか、ついついハマってしまいます。結局チェックアウトの際に精算すると入浴料の倍以上を使ってしまうことになります。
普段の生活から離れて旅行先や、郊外のアウトレットに行くとミラクルワールドにハマって平均以上に買い物をしてしまう心理ですね。

物産コーナーの商品をネットでも買いたい!

飲食コーナーと並んで、定期的に物産フェアが開催されてますが、この売上もバカにできません。東北、沖縄、北海道等普通はアンテナショップに足を運ばないと買えない商品が販売されています。人気商品は直ぐに売り切れてしまいます。ここでも、おみやげとして買って帰ってしまうのですが、ホームページ上では○○フェア開催とあるだけで、足を運んでみないと何が売っているのかわかりません。ECでも買えて更に、取り置きしてもらえれば行く気が更に湧いて来ます。
個人的に北海道フェアでいつも楽しみにしているのが、藤原製麺の「熊出没注意ラーメン」、醤油、味噌、塩の3種類ありどれも絶妙な味です。これが直ぐ売り切れてしまい入荷待ちだったりします。このほか藤原製麺では札幌円山動物園とタイアップした塩ラーメンも販売してます。アマゾン、楽天等での購入可能です。但し、本家本元のホームページではオンラインショップもあるのですが、ネットでは購入出来ず営業時間中に電話での問い合わせになってますが・・・。

配信:フィルゲート 菊原政信